2024.4.15 4月定例会
「自由民権と女性活躍発祥のふるさとを訪ねて~高知訪問の報告と赤松良子先生との思い出」
「雑草という草はない」という名言を残した、昨年の連続テレビ小説「らんまん}の主人公となった世界的な植物学者牧野富太郎博士。今最も大切だと言われる「あらゆるものありのままの存在に敬意を表する」精神はどこから生まれたのでしょう。
昨年春の会員交流会で 博士のご自宅を公園にした「練馬区立牧野記念庭園」を尋ね、仙台屋さくらを愛でました。今年は桜咲く季節に博士のふるさと高知を訪れました。その高知は自由民権のふるさとであり 民権ばあさんと呼ばれた楠瀬喜多さんのふるさとでもありました。博士の自由と平等の精神は高知から生まれたのでした。
会員でいらした赤松良子さまも「母の故郷・高知に行きたい」とおっしゃっていたのですが、直前にお亡くなりになり、それは叶いませんでした。「男女雇用均等法の母」と言われた赤松さまの原点にも通じるものがあったのでしょうか。高知では自由民権 女性活躍について学び、大勢のハチキン(土佐弁で元気で活躍する女性たちのこと)の皆さんと出会い、交流しました。その報告とともにリーダーシップ111ならではの 赤松さまの飾らない素顔を語り合いました。