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2024.09.01 今月のワン🐶【光畑由佳さん】

今回ご紹介するのは光畑由佳さん

モーハウス代表、NPO法人子連れスタイル推進協会代表理事、2024年度リーダーシップ111代表
衣環境を通して、子育てと社会をつなぐ仕組みを提案してきた。
現在は大学院等での非常勤講師、行政・生協等での委員や理事のほか、お茶の水女子大学大学院で
子連れ出勤の研究・助言を行っている。

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能登半島地震、日向灘地震と、今年も災害のニュースが続きます。
3月8日の国際女性デーに、通信社より取材をいただきました。
全国で40紙以上に掲載され、中でも東京新聞(夕刊)は、一面トップで大きく扱っていただきました。

反響が大きかったのは、テーマが防災と女性に関わる記事だったからだろうと思います。
数時間に及ぶ取材では、起業の話から働き方など様々にお話ししたのですが、
ピックアップされたのが、被災地での授乳の問題でした。
母子にとっての防災、被災地で繰り返される性被害、さらに、
任期中に出産したばかりの県会議員のメッセージまで載りました。

この話は、私も今関わっているジェンダード・イノベーションというジャンルにつながります。
ジェンダード・イノベーションとは、生物学的・社会的性差を考慮した技術革新などを指します。
女性の立場での防災もその一つでしょう。
今回取り上げていただいた事例の、出産、授乳などは、性差の最たるもの。
女性が被災地でも授乳を継続できれば、たとえ物流が寸断されても赤ちゃんにとっても命をつなぐ手段になります。

私たちの社会は、ともすれば、男性と同じことを女性に求めてきました。
これは女性がそもそも持っている能力を低く見積もりすぎているのでは、と、私には思えます。
リーダーシップ111の素晴らしい女性たちと近しく接すると、なおのこと、その思いは強くなります。
被災地でも女性を守り、そしてその能力が適切に活かせる社会になればと思います。

 

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